新潟地方気象台によると、北陸地方では7月12日夜遅くにかけて激しい雨が降る所がある見込み。14日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、12日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼び掛けている。
梅雨前線は12日にかけて日本海から北日本にのび、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む見込み。また、12日には北陸地方の上空約5500メートルに氷点下6度以下の寒気を伴う気圧の谷が進むため、大気の状態が非常に不安定となる見通しという。
このため、北陸地方では12日夜遅くにかけて雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、大雨となる所がある見通し。14日にかけても前線や暖かく湿った空気の影響で大雨となる見込みで、雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性がある。
今後の雨の予想
7月11日に予想される1時間降水量 新潟県 30ミリ 富山県 25ミリ 石川県 30ミリ 福井県 30ミリ
7月12日に予想される1時間降水量 新潟県 30ミリ 富山県 30ミリ 石川県 40ミリ 福井県 30ミリ
7月11日18時～12日18時の24時間降水量予想 新潟県 120ミリ 富山県 60ミリ 石川県 80ミリ 福井県 80ミリ
7月12日18時～13日18時の24時間降水量予想 新潟県 100～150ミリ 富山県 100～150ミリ 石川県 100～150ミリ 福井県 100～150ミリ
※いずれも多い所の予想雨量
（新潟地方気象台、7月11日16時7分発表）
