「来シーズンも5位で終わりたいか? ノーだ」 TAAがリバプールでの新シーズンに気合い

[写真:Getty Images]

リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが、新シーズンに向けて意気込みを語った。

昨シーズンは開幕から低空飛行が続き、最終的にプレミアリーグで5位に終わったリバプール。失意のシーズンを終えたクラブは、すでにブライトン&ホーヴ・アルビオンのアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスター(24)、RBライプツィヒのハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ(22)を獲得するなど、新シーズンに向けて着々と準備している。

アレクサンダー=アーノルドもまた、新シーズンの挽回に向けてモチベーションを高めているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じた同選手は、昨季の失望から立ち直った姿を示したいと意気込んでいる。

「正直なところ、昨シーズン以上を目指すのはクラブとして必要なことだ。もし去年の今頃、プレミアリーグで5位になりたいかと聞かれたら、誰だってノーと答えただろうね」

「来シーズンも5位で終わりたいか? ノーだ。僕たちはプレミアリーグで優勝したいし、タイトルレースやチャンピオンズリーグ(CL)に参加したいと思っている。来シーズンのCLに出場できないのは残念だね」

「僕たちはリーグで勝つ方法を知っている。マンチェスター・シティに挑戦して、互角に戦う方法も知っている。そしてそれには、シーズンを通して完璧に近い状態でいることが必要なんだ」

「大事なのは一貫性だね。昨季もシーズンを通してビッグチーム相手には良い結果を残したが、特にアウェイで勝ち点を落としたり、リードを台無しにしたりした。だから、チームとして修正が必要と考えるのは自然なことだろう」

また、アレクサンダー=アーノルドは自身のポジションについても言及。昨季終盤は中盤での役割を担うようになったが、本人としてはどのポジションであってもプレーを楽しむ姿勢を強調している。

「(ポジションについては)僕が決定することではないよ。僕は監督からプレーするよう言われた場所でしかプレーしない。僕としては、フットボールができれば楽しいんだ。右サイドバックでプレーするのも、ピッチの中央でプレーするのも楽しい。それだけだよ」

© 株式会社シーソーゲーム