来年、アフリカのセネガルで平和を祈る音楽祭を開催する主催者らが11日、広島市の松井市長を表敬訪問しました。
表敬訪問したのは、来年6月、セネガルのゴレ島で子どもたちが中心になる「平和への祈り音楽祭」を開催する団体「日本未来支援機構」などです。
この音楽祭は、世界各地を巡回してセネガルにつなげていくといい、ことし11月、広島市を皮切りにアメリカやアフガニスタンなどを巡ります。
セネガルのゴレ島は、過去に奴隷貿易の拠点となっていて、負の歴史を背負った「世界遺産」に登録されています。
主催者は、「この音楽祭をきっかけにセネガルの負の歴史を転換し、平和と希望の出発地にしたいとし、原爆の惨禍から復興を遂げた広島をスタート地に選んだ」ということです。
日本未来支援機構 浅野敬子 代表理事 「子どものうちに国境を超え、肌の色を超え、宗教を超えて、仲良く友達になることが世界平和につながると考えている」
広島市での音楽祭は11月3日、平和公園内で開催されます。