「供託」手続きの中断要求、韓国 元徴用工の家族が会見

11日、ソウルで記者会見する(左から)鄭鐘建さん、李杲☆(貝ヘンに軍)さんら(共同) 

 【ソウル共同】韓国の元徴用工の家族らが11日ソウルで記者会見し、日本企業の賠償金支払いを肩代わりする韓国政府傘下の財団が賠償相当額を裁判所に預ける「供託」手続きを進めていることを批判、中断を求めた。韓国政府は強行策で元徴用工訴訟問題の早期終結を図るが、家族らは日本側の謝罪や賠償を求め、反発している。

 元徴用工の李春植さん(99)の長女、李杲ウンさん(64)は、肩代わり策に関し「(父は)絶対に受け入れないと言っている。勝訴した裁判をないものにしてしまう」と訴えた。

 韓国メディアによると、供託手続きは、各地の裁判所が「明白な反対意思表示が確認された」などとして不受理とした。

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