トッテナムがイスラエル代表FWソロモンをフリーで獲得! シャフタールとの契約を停止し、5年契約

[写真:Getty Images]

トッテナムは11日、シャフタール・ドネツクのイスラエル代表FWマノー・ソロモン(23)をフリートランスファーで獲得したことを発表した。

ソロモンは2028年夏までの5年契約を締結することとなった。

母国のマッカビ・ペタティクバでキャリアをスタートさせたソロモンは、2019年1月にシャフタールに完全移籍。主軸として公式戦106試合に出場し22ゴールを記録していたが、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響によって2022-23シーズンはフルアムに1年間のレンタル加入。公式戦24試合5ゴールの活躍を見せていた。

2024年夏までの契約を残すソロモンは、シャフタールに戻ることになっていたが、国際サッカー連盟(FIFA)が軍事侵攻を受けて「選手の地位と移籍に関する規則」を改訂。退団を希望した場合は、契約を停止することが可能となり、フリーでの移籍となった。

イスラエル代表としても73試合で8ゴールを記録しているソロモン。左右のウイングでプレーが可能であり、経験も豊富。アンジェ・ポステコグルー監督にとっては、大きな戦力補強となった。

なお、シャフタールはトッテナムがフリーで獲得した場合に法的措置を講じると主張しており、今回の移籍決定でどのような動きが起こるのかも注目が集まる。

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