【フィリピン】貿産相の欧州訪問、投資確約740億ペソ[経済]

フィリピン貿易産業省は11日、パスクアル貿易産業相による欧州での投資説明会で各国企業から737億5,000万ペソ(約1,873億円)に上る投資の約束を取り付けたと発表した。

パスクアル氏は3週間にわたり、フランス、英国、ベルギー、オランダ、ドイツの5カ国を訪問した。投資誘致件数は48件に上り、全てが実現した場合の雇用創出数は4,350人を見込む。

件数の内訳は、ITビジネス・プロセス・マネジメント(IT・BPM)が16件、再生可能エネルギーが15件、製造・関連サービスが14件、インフラ・建設関連サービスが3件だった。

パスクアル氏率いるフィリピン代表団は欧州議会の複数議員とも会談し、欧州連合(EU)とフィリピンとの自由貿易協定(FTA)締結に向けた協議再開について話し合った。

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