ピッチクロックで26分短縮 ポストシーズンでも継続へ

オールスター戦前、取材に応じるMLBのマンフレッド・コミッショナー=11日、シアトル(USAトゥデー・ロイター=共同)

 【シアトル共同】米大リーグ機構(MLB)のマンフレッド・コミッショナーは11日、シアトルで取材に応じ、今季から導入した投球間に時間制限を設ける「ピッチ・クロック」の新ルールにより、1試合の平均時間が昨年から26分短くなったことを明らかにした。同氏は「とても喜ばしく受け止めている」とし、ポストシーズンでも継続する意向を示した。

 MLBによると、延長戦を含まない昨季の1試合の平均時間は3時間4分で今季は2時間38分。守備シフトの制限も新たに導入され、リーグ全体の打率は昨年の2割4分3厘から2割4分8厘にわずかに上昇した。

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