グーグル関連会社が渡良瀬遊水地保全へ資金 3年で3200万円 水田ビオトープ、環境教育などプロジェクト実施

渡良瀬遊水地周辺で実施する事業

 NPO法人ラムサール・ネットワーク日本(東京)と渡良瀬遊水地コウノトリ・トキ定着推進協議会(事務局・栃木県小山市)は11日、IT大手グーグルの関連子会社「Google Asia Pacific(グーグル・アジア・パシフィック)社」の支援を受け、同遊水地や周辺淡水域の環境改善と生物多様性向上に向けたプロジェクトを実施すると発表した。同遊水地では民間団体が環境保全活動に積極的に取り組んでいるが資金面がネックとなっており、関係者は「活動の起爆剤になる」と期待を高めている。

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