「福井梅」食べて浸かってさっぱり…極楽湯とJA福井県がコラボ 梅メニューや梅入り水風呂で“ととのい”演出

水風呂に投入する福井梅「福太夫」=福井県福井市の極楽湯福井店

 温浴施設展開の極楽湯(本社東京)とJA福井県は7月10日、極楽湯福井店(福井市開発1丁目)など全国19施設で「福井梅フェア」を始めた。梅干しなどの商品を販売しているほか、15~17日の3連休は梅の実を入れた水風呂を用意。じめじめと暑い時期にさっぱりした香りで「ととのい」を演出する。

 同店はこれまで、旧JA福井市とコラボし越前しょうがを使った企画などを展開。新型コロナウイルス禍からの回復期に合わせ、福井の魅力をPRする初の全国キャンペーンを展開することになった。

 同店ではこの日から、梅干しや梅ドリンクなどの商品を販売。梅干し丸ごと1個を乗せた「豚しゃぶ梅おろしうどん」や、梅干しサワーなど飲食メニュー5品を用意している。

 フェア目玉の梅入り水風呂に投入するのは、「福井梅の中でも最も香り高い」(同店)といわれる品種の福太夫。1店舗当たり15キロの冷凍梅を水風呂に入れる。同店は期間中、男性サウナの室温を通常より10度以上高い100度にし、水風呂は通常通りの15度に設定。伊藤達俊店長は「温度と香りのコラボを楽しんで」と話す。

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 福井梅フェアは8月6日まで。JA福井県は「梅は暑い夏を乗り切るのにぴったり。ぜひこの機会に福井梅を食べてほしい」とコメントしている。

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