札幌MF金子拓郎にクロアチアの名門が関心、ディナモ・ザグレブがウイングの補強第一候補に検討と現地報道

[写真:©︎J.LEAGUE]

クロアチアの名門クラブであるディナモ・ザグレブが、北海道コンサドーレ札幌のMF金子拓郎(25)に関心を寄せているという。クロアチア『Germanijak』が伝えた。

人員整理がうまくいっていないと報じられているディナモ・ザグレブ。選手補強も進まず、一方で選手の売却も進まないという状況。クラブの上層部が変わったことでうまくいっていないと報じられている。

その中で複数上がっている補強候補の中、最も有力と見られているのが札幌の金子。イゴール・ビシュチャン監督や幹部のダリオ・シミッチ氏の第一希望だという。

数日前に報じられた話だったが、その可能性は現在も変わっていない状況。インテルのウルグアイ人FWマルティン・サトリアーノ(22)も候補だったが、金子の方が遥かに獲得に近いと報じている。

以前は金子の獲得に懐疑的だったとされていたが、クラブ内では金子の獲得が良い選択であり、ビシュチャン監督が求めるサッカーを強化できると考えられているという。

また、左ウイングのMFルカ・イバンシッツの売却話も進んでおり、その場合にも金子が獲得できれば両ウイングでプレーでき、選手を急きょ補強する必要がないと考えているとのことだ。

金子は日本大学から2020年に札幌へ入団。ここまで公式戦152試合に出場し26ゴールを記録。今季は明治安田生命J1リーグで20試合に出場し8ゴール、YBCルヴァンカップで3試合に出場し1ゴールを記録していた。

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