今年大きな話題になっている人工知能(AI)。様々なサービスに応用されており、チャットの他に画像生成、プログラム制作などに利用されている。
今回はその走りとなった「ChatGPT」に「日本サッカーの歴史上、最も素晴らしい活躍を見せたDF5名」を聞いてみた。
5位:槙野智章
所属したクラブ:サンフレッチェ広島、ケルン、浦和レッズ、ヴィッセル神戸
現在はメディアで目覚ましい活躍を見せている槙野智章。サンフレッチェ広島で若くしてデビューし、「調子乗り世代」の日本代表でも中心的な存在になった。
センターバックとサイドバックの両方をこなし、守備だけではなく攻撃面でも時折輝かしいプレーを見せ、ピッチ外でもムードメーカーとしてチームを盛り上げる存在だった。
ChatGPTは「槙野智章は、日本代表およびJリーグでの活躍が印象的なディフェンダーです。彼はフィジカルの強さと守備の安定性で知られており、日本代表で数々の重要な試合でプレーしました。また、浦和レッズでのキャリアでもクラブの中心選手として活躍し、Jリーグ優勝に貢献しました」と伝えている。
4位:駒野友一
所属したクラブ:サンフレッチェ広島、ジュビロ磐田、FC東京など
槙野智章よりも一世代前、アテネ五輪の時代に年代別日本代表の中心となったサイドバック。豊富な運動量と両サイドをこなせる器用さ、そして正確なクロスボールで活躍を見せた。
日本代表では特にジーコジャパンからオシムジャパン、第二次岡田ジャパンにおいて重要なメンバーとなったが、2010年ワールドカップではベスト16のパラグアイ戦でPKを外してしまったことで有名になってしまった。
ChatGPTは「駒野友一は、日本サッカー史上最も成功したディフェンダーの1人です。彼は1960年代から1970年代にかけて活躍し、ユニバーシアード大会で日本代表のキャプテンを務めました。駒野は堅守とリーダーシップの両面で評価され、日本サッカーの黎明期に重要な存在でした」と語っているが、やたら昔の選手のように感じられているようだ。
3位:今野泰幸
所属したクラブ:コンサドーレ札幌、FC東京、ガンバ大阪、ジュビロ磐田など
40歳になった今も南葛FCで現役を続け、未だにいじられキャラも確立させている今野泰幸。Jリーグではボランチとしてデビューしたものの、後にセンターバックとして定着した。
ザックジャパンで臨んだアジアカップ決勝ではボランチへのポジションチェンジを指示された際に「ムリ!」と返答し、センターバックにとどまることを求めたという逸話も有名。
ChatGPTは「今野泰幸は、堅守を誇るセンターバックとして知られる日本のディフェンダーです。彼は日本代表で主力選手としてプレーし、さまざまな国際大会で活躍しました。また、Jリーグのクラブ、FC東京での長いキャリアでも守備の要として重要な役割を果たしました。」と答えている。
2位:中田英寿
所属したクラブ:ベルマーレ平塚、ペルージャ、ローマ、パルマなど
なぜか2位に選ばれたのは中田英寿であった。韮崎高校からベルマーレ平塚に加入し、高卒新人でJリーグ屈指の司令塔として君臨した。そして日本代表でも中心的な存在となり、1998年ワールドカップ後に欧州へと羽ばたいていった。
「キラーパス」とフィジカルの強さを武器にした攻撃的MFとして名を馳せ、今なお日本人唯一無二となるイタリア・セリエAスクデットの獲得者であるわけだが、ディフェンダーとしてのプレーはなかった。
ChatGPTは「中田英寿は、日本サッカー界で最も有名な選手の1人であり、優れたディフェンダーでした。彼は技術的なスキルと洗練されたプレースタイルで知られており、セリエAの名門クラブ、ASローマやパルマで活躍しました。中田は攻撃的な能力にも優れており、数々の素晴らしいゴールを挙げました。」と伝えているのだが…。
1位:長谷部誠
所属したクラブ:浦和レッズ、ヴォルフスブルク、アイントラハト・フランクフルトなど
1位に選ばれたのは日本代表伝説のキャプテンでもある長谷部誠。元々浦和レッズに加入したときにはトップ下のドリブラーであったが、その後欧州に渡って徐々にポジションを下げていった。
そして30代で最終ラインの選手として確固たる地位を築き、40歳を目前としている現在もアイントラハト・フランクフルトでプレーを続けている。
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ChatGPTは「長谷部誠は、日本代表および海外クラブでの活躍が素晴らしいディフェンダーです。彼は幅広いポジションでプレーし、堅守から攻撃参加まで幅広いスキルを持っています。長谷部はドイツの名門クラブ、アイントラハト・フランクフルトでプレーし、そのキャプテンとしても活躍しました。」と伝えている。