日本フィル、久慈・夏井中と神楽体験 8月にコンサートで共演

一緒に夏井大梵天神楽を舞う生徒と団員

 日本フィルハーモニー交響楽団(東京)の団員らは10日、来月のコンサートで共演を予定する久慈市の夏井中(木村亮校長、生徒28人)を訪れ、生徒と交流を深めた。

 団員5人が、各楽器のソロパートがある「山の音楽家じゅんばん協奏曲」など4曲を演奏。生徒は8月2日の「楽しいオーケストラin岩手」で演舞する夏井大梵天(だいぼんてん)神楽を披露した。団員は生徒から「次にくるっと回ります」などと説明を受け、神楽を体験。汗を拭いながら全員で舞った。

 楽しいオーケストラin岩手は盛岡市のトーサイクラシックホール岩手(県民会館)で開催。大人3千円、子ども(4歳~高校生)1500円。問い合わせは岩手日報社事業部(019.653.4121)へ。

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