「不同意性交罪」13日施行 改正刑法、盗撮処罰新法も

改正法・新法施行のポイント

 性犯罪規定を見直す改正刑法が13日、施行される。強制・準強制性交罪が統合されて「不同意性交罪」に、強制・準強制わいせつ罪は「不同意わいせつ罪」となる。性的部位や下着の盗撮を罰する新法「性的姿態撮影処罰法」も同日施行。

 不同意性交罪と不同意わいせつ罪は「同意しない意思を形成、表明、全うすることのいずれかが難しい状態」にすることが要件。

 「わいせつ目的面会要求罪」を創設し、16歳未満に金銭提供を約束して手なずけるなどし、面会を求める行為を罰する。性的な画像や動画を求めた場合は「映像送信要求罪」が適用される。

 盗撮は撮影のほか、画像・動画の提供や拡散も処罰する。

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