犬が飼い主の服の上でゴロゴロ転がる!可愛すぎるその4つの理由とやめさせたい時の工夫

犬が飼い主の服の上で転がる可愛すぎる理由とは

今回は、犬が飼い主の服の上で転がる可愛すぎる理由について解説します。その姿も可愛いので叱ることもできず、困っている飼い主さんは少なくないのではないでしょうか。

1.飼い主のニオイが大好きだから♡

犬が飼い主の服の上でゴロゴロ転がるのは、飼い主のニオイが大好きだからです。

犬にとって飼い主のニオイは、中毒性の高い魅惑の香りなんです。あなたの愛犬は、どんなタイミングで服の上でゴロゴロするでしょうか。決まったタイミングやルーティンを持つ犬もいますよね。

朝起きた時は、脱ぎ捨てられた飼い主の服の上でゴロゴロしながら、ごはんやお散歩を待つことがあります。

帰宅した飼い主が脱ぎ捨てた服の上でゴロゴロするのは、お留守番中に寂しかった気持ちやストレスを発散するためでしょう。わざわざ洗濯カゴの中から飼い主の服を引っ張り出し、自分の寝床に運ぶ犬もいるほどです。

愛犬のベッドには、新しい犬用のブランケットを買うよりも、飼い主のニオイが染み込んだ、着古した服をブランケット代わりに置いてあげた方が喜ぶ犬が多いです。

2.飼い主のニオイを身につけたいから

犬が飼い主の服の上でゴロゴロ転がるのは、飼い主のニオイを身につけたいからです。

先にもお話したように、犬にとって飼い主のニオイは、中毒性の高い魅惑の香りです。心に安らぎを与えてくれる香りでもあります。身につけることでリラックスできる香りなのです。

お父さん(男性)の枕カバーや靴下のニオイが大好き!という犬がよくいますが、汗や皮脂のニオイが強く感じられることが理由です。

大好きすぎて、ゴロゴロするだけでは足らず、寝床に靴下をコレクションしている犬もいますよね。

3.知らないニオイがして不快で消したいから

犬が飼い主の服の上でゴロゴロ転がるのは、知らないニオイがして不快で消したいからです。

飼い主が外から知らないニオイを身につけて帰宅した時、不快なニオイを消そうとして自分のニオイを擦りつけることがあります。

犬にとって知らないニオイがすることは、不快なだけではなく、不安にもなることがあるのです。

その知らないニオイが他の犬のニオイであった時は、不快なだけではなく、ヤキモチを妬いていることもあります。

4.遊んでいると勘違いしている

犬が飼い主の服の上でゴロゴロ転がるのは、遊んでいると勘違いしているからです。

服の上でゴロゴロする愛犬に「返して~!」と、服を引っ張ったことがあるのではないでしょうか。犬にとっては、物を取り合うような、引っ張り合うような、そんな遊びに感じられてしまったのでしょう。また遊んでもらいたくて、服の上でゴロゴロして待っているのです。

飼い主が怒るわけでもなく、無理やり奪い取るわけでもなく、楽しそうに喜んでくれているように受け取ったため、犬はそれが悪い行動ではあるとは全く思っていないのです。

服の上で転がるのをやめさせたい時の工夫

では、愛犬が自分の服の上でゴロゴロ転がるのをやめさせたい時には、どのような工夫をすべきなのでしょうか。

蓋付きのカゴに入れるようにする

洗濯する服は、蓋付きのカゴに入れる癖をつけるとよいと思います。中型以上の犬の場合、カゴに入った服を引っ張り出せてしまうことがあるため、蓋付きがおすすめです。

カゴを倒してでも服を取り出そうとする小型犬もいますので、やはり蓋付きがよいでしょう。

脱ぎっぱなしにしない!

床に脱ぎ捨てられた服に限ってゴロゴロしてしまうのであれば、やはり脱ぎっぱなしにする癖を直すことでしょう。

私もつい脱ぎっぱなしにしてしまい、気づけば毛だらけになっていることがよくあるので、いつも反省しています。

服をひとつあげる

着古した服をひとつあげると、満足することがあります。寝床に運んでみたり、ソファーに運んでみたり、持ち歩くほどお気に入りにしている犬もいるようです。

ただ、(今脱ぎ捨てられたばかりの飼い主の服の上でゴロゴロしたい!)という犬がほとんどなので、効果は低めかもしれません。

まとめ

犬が飼い主の服の上でゴロゴロ転がる理由を4つ解説しました。

  • 飼い主のニオイが大好きだから♡
  • 飼い主のニオイを身につけたいから
  • 知らないニオイがして不快で消したいから
  • 遊んでいると勘違いしている

服の上でゴロゴロする愛犬を叱るのではなく、服の上でゴロゴロされないための工夫が必要だと思います。

でも、服の上でゴロゴロしている愛犬の姿って、可愛くていつまでも見ていられますよね♡

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