PSGがイタリア出身の18歳大型MFンドゥールを獲得

写真:逸材ンドゥールがフリーでPSGへ移籍した ©Getty Images

パリ・サンジェルマンは7月12日、ベンフィカからU-20イタリア代表MFシェール・ンドゥールを獲得したことをクラブ公式サイトなどで発表した。

契約期間は2028年6月30日までの5年間で、背番号は27番となる。ベンフィカとの契約が今年6月30日で満了を迎えていたため、フリートランスファーでの移籍となる。

ンドゥールはセネガル人の父親とイタリア人の母親の間にイタリアのブレシアで生まれ、現在18歳。ブレシアやアタランタの下部組織で育ったあと、2020年7月にベンフィカの下部組織に移籍。2021年5月にはベンフィカBチームでプロデビューを飾ったが、当時の年齢は16歳279日で、ジョアン・フェリックス(現アトレティコ・マドリード)の記録を更新するクラブ史上最年少でのBチームデビュー記録だった。また、今年3月にはトップチームデビューも飾っている。

PSGの公式サイトはンドゥールについて「左右両足が使え、190センチのパワフルなMFで、優れたテクニックを持つ」と紹介している。

移籍決定を受け、ンドゥールは次のように喜びを語っている。

「本当に特別な気分だ。いろいろな感情があるけど、喜びの感情が大きい。PSGは世界有数のビッグクラブで、多くの偉大なプレーヤーがいる。クラブのプロジェクト、選手、スタジアム、あらゆることに魅力を感じていたので、オファーを受けてすぐに契約を決めたよ。僕にとって最善の選択だったと思う」

新シーズンの目標については次のように語っている。

「僕にとって最も大切なのはピッチに立ってプレーすることだ。好きなポジションでも、そうでなくても構わない。監督が僕に求めるポジションならどこでもプレーするよ」

そして、PSGのファンに対して次のようなメッセージを送った。

「このユニフォームの威厳を保つために全力を尽くすことを誓う。常に100パーセントの力を出して戦う。パルク・デ・プランスで、素晴らしいサポーターの前でプレーできることを楽しみにしているよ」

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