赤ちゃんペンギン、15日から公開 「リスの森」などもオープン 那須どうぶつ王国

15日から一般公開されるジェンツーペンギンのひな2羽

 栃木県那須町大島の那須どうぶつ王国は12日、ジェンツーペンギンのひな2羽をメディア向けに特別公開した。15日からペンギンビレッジで一般公開する。

 ひなは6月20、21日に園内で生まれた。ともに性別不明で体長は約30センチ、体重は940グラムと860グラム。灰色のふさふさな産毛に覆われて愛くるしい。1日4回、魚のすり身などを食べ、3カ月程度で体長70~90センチの成鳥と同じくらいの大きさになるという。

 飼育員の岸村由美(きしむらゆみ)さん(38)は「好奇心旺盛でいろいろな表情が見られると思う。一緒に成長を見守ってもらいたい」と話した。

 同園は14日にオープンする三つの新施設なども特別公開。リスを放し飼いにする「リスの森」では、ニホンリス13匹が森のような空間で自由に暮らす様子を間近で見られる。絶滅危惧種に指定されているミヤマオウム(ケア)の繁殖を目指して生息地の環境を再現した施設、同園初飼育となるサーバルキャットの展示場も同日から一般公開する。

15日から一般公開されるジェンツーペンギンのひな2羽
「リスの森」に放されるニホンリス
15日にオープンする「リスの森」

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