「新興感染症」備えて 栃木県、640病床確保目指す 各医療機関と協定へ

栃木県庁

 県は12日までに、新たな感染症が流行した場合に県内で640床程度の入院病床の確保を目指すことを決めた。新型コロナウイルス禍の知見を踏まえた対応で、目標値は本年度末までに改定する「感染症予防計画」に盛り込むほか、来年秋までに医療機関と受け入れに向けた協定を結ぶ方針。県は「関係者の意見を聞きながら、新興感染症への備えを一層充実させたい」としている。

 

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