鹿島DF常本佳吾がスイス1部のセルヴェットへ完全移籍合意…昨季はリーグ2位でCL予選にも出場「このチャンスを逃したくない」

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

鹿島アントラーズは13日、DF常本佳吾(24)がスイス・スーパーリーグのセルヴェットへ完全移籍することを発表した。

なお、メディカルチェックを経て、正式契約を結ぶこととなる。

常本は、横浜F・マリノスの下部組織育ちで、プライマリー、ジュニアユース、ユースと昇格。明治大学を経て、2021年に鹿島へと入団した。

鹿島ではプロ1年目から出番を得ており、右サイドバックをメインに出場を重ね、特別指定選手時代を含めJ1通算71試合で2得点、YBCルヴァンカップで16試合出場、天皇杯で6試合に出場していた。

常本はクラブを通じてコメントしている。

「セルヴェットFCからオファーをもらった時、サッカー選手としてヨーロッパでプレーしたいという自分の目標、年齢的なことも考えて、このチャンスを逃したくないと強く思いました。特別指定の年も含めて約3年間、アントラーズでプレーすることができ、このクラブで過ごした時間が自分を大きく成長させてくれました」

「こうしてヨーロッパのクラブへ移籍することができたのもアントラーズのおかげですし、タイトルを獲得できなかったという悔いは残りますが、また一つスケールアップするためにも、ヨーロッパで活躍し、結果を残せるよう頑張ります。3年間、ありがとうございました」

セルヴェットは、スイスのジュネーヴを本拠地としており、スイスの名門クラブ。これまでスーパーリーグを17回優勝しており、カップ戦も7回の優勝を誇っている。

2022-23シーズンはスーパーリーグで2位に終わっており、新シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)の予選に出場することとなる。

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