印旛明誠 憧れの「単独」後輩たちに感謝 主将・江口、中高のほとんどを連合チームで出場 野球部OB「四千頭身」都築さん駆け付け応援 第105回全国高校野球 千葉大会 第4日

印旛明誠野球部OBでお笑い芸人・四千頭身の都築さん(右)が応援へ駆け付けた。左は恩師で当時監督を務めていた熊谷氏=長生の森

◇2回戦 市松戸18―0印旛明誠(2023年7月12日・長生の森野球場)

 2年ぶりに単独チームで出場した印旛明誠。敗れはしたが、主将の江口慶太は「単独出場に憧れがあった。自分たちだけのユニホームで出られてうれしかった」と汗を拭った。

 江口は中学3年間連合チームで、高校も1年秋から連合チームで大会に出場。単独出場の思いは強く、今春の大会後に同級生に声をかけて部員をそろえた。最後の夏に思いをかなえ「わがままに付き合ってくれた後輩たちに感謝したい」。

 スタンドの応援団にはOBでお笑いトリオ「四千頭身」の都築拓紀さん(26)の姿もあり「昨年の連合から単独で出られたのは進歩だと思う。印旛明誠で野球をやる人が少しでも増えればいい」と話していた。

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