大学生ら、駅で痴漢防止呼びかけ 「絶対許さないという思い広めて」 宇都宮

痴漢被害防止を呼びかける生徒ら=13日午前、JR宇都宮駅

 県警やJR東日本、県防犯協会は13日、JR宇都宮駅改札周辺で、痴漢被害防止を呼びかける広報活動を行った。

 若い世代に痴漢撲滅を発信してもらおうと、国際TBC高等専修学校(宇都宮市)の生徒と宇都宮大の学生計6人に「一日痴漢事犯対策統括官」を委嘱して実施した。

 広報活動には警察官や駅員、一日統括官ら計35人が参加。朝の通勤・通学の時間帯に、県警のマスコットキャラクター「ルリちゃん」のイラストと「チカンは犯罪です」などと書かれた缶バッジ千個を配布した。

 県警の岸本俊彦(きしもととしひこ)人身安全少年課長は「缶バッジを着け、痴漢は絶対に許さないという思いを広めてほしい」と話した。

 

痴漢被害防止を呼びかける生徒ら=13日午前、JR宇都宮駅

© 株式会社下野新聞社