警察官が接触事故を申告せず「気が動転して届け出なかった」 本部長注意の内部処分

京都府警本部

 運転中の事故を警察に申告しなかったとして、京都府警監察官室は13日までに、伏見署の20代男性巡査を本部長注意の内部処分とした。処分は6月29日付。

 府警によると、巡査は4月中旬、帰省先の石川県内で乗用車を運転中、信号待ちで停車中だった前方の乗用車に接触した。相手の運転手がこの日、石川県警に届け出て事故が発覚し、巡査は道交法違反(事故不申告)の疑いで調べられた。

 府警の調査に対し、巡査は「気が動転して届け出なかった」と説明したという。

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