【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は13日、毎日同じ時間に服用して妊娠を回避する経口避妊薬「ノルゲストレル(製品名オピル)」を、処方箋なしで買える市販薬として初めて承認した。1973年に処方薬として承認されていたが、利用者が添付文書を見て適正に使うことは可能と判断した。来年初めには米国内のドラッグストアやコンビニ、オンラインで買えるようになる見通し。
米国では年間600万件の妊娠のうち45%は意図しない妊娠とされる。避妊薬を入手しようとした女性の3人に1人は障壁を感じたことがあるという。