【マレーシア】空運テレポート、エアバス新型機が正式就航[運輸]

テレポートが導入したエアバスA321型貨物機(同社提供)

マレーシアの格安航空会社(LCC)大手キャピタルA(旧エアアジア・グループ)の航空貨物・物流子会社テレポートは13日、エアバスA321型貨物機(A321F)を正式に就航させた。

同型機はテレポートが持つ東南アジア最大の航空物流ネットワークをさらに強化する狙いで投入された。首都クアラルンプールを拠点とし、東南アジアとアジア太平洋地域にある飛行時間5時間以内の空港160カ所に運航が可能だ。

A321Fは主要デッキと下部デッキにコンテナ収納部計24カ所があり、最大積載量は27トン。今年第4四半期(10~12月)と来年第1四半期(1~3月)にも、1機ずつ引き渡しを受ける。その後は、テレポートのマルチハブ運用モデルを活用し、クアラルンプール、タイ・バンコク、インドネシア・ジャカルタまたはフィリピン・マニラを拠点とすることが可能になる。

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