【シンガポール】棚卸サービスのエイジス、子会社設立[サービス]

小売業向け棚卸しサービス大手のエイジス(千葉市)は13日、シンガポールに完全子会社のエイジス・リテール・ソリューションズ・シンガポールを設立すると発表した。アジア地域での事業基盤を強化する。

新会社の資本金は150万Sドル(約1億5,700万円)。2023年11月20日に設立する予定だ。小売業向け関連サービスを提供する。

エイジスは商品の棚卸しに加え、商品の配置変更やプロモーションサービスなどの業務支援も手がけている。03年に韓国に進出したのを皮切りに、中国や東南アジアを中心に海外展開を推進。現在、海外拠点は12カ所あり、東南アジアではマレーシア、タイ、フィリピン、ベトナムに拠点を構えている。

エイジスグループは、今後の成長分野として海外事業を重視。特にアジア市場はこの先大きな成長を見込んでおり、グローバルビジネスの拠点であるシンガポールに子会社を設立することを決めた。

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