【台湾】パネル需給バランス、3Q以降に改善=調査会社[IT]

台湾の市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)は12日、パネル産業の需給バランスは第3四半期(7~9月)以降に改善するとの見通しを示した。

昨年はインフレの影響でテレビ販売が振るわず供給過多となったが、パネルメーカーによる在庫消化と生産管理の下、今年に入ってからは一転して需給が逼迫(ひっぱく)している。ただ第3四半期以降はメーカーの生産意欲の高まりがみられることから、需給バランスは均衡する見込み。

一方で集邦科技は、パネル各社は生産調整を継続すると予測している。とりわけ第5世代以上の大型パネルは、通年でも需給の逼迫が続くと予想した。

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