カブトムシをありがとう 富山県射水市の山崎さんが園児へ150匹

カブトムシをつまみ上げる園児たち

 富山県射水市小島(大島)の射水おおぞら保育園は13日、近くに住む山崎裕範さん(64)からカブトムシのつがい約150匹をプレゼントされた。園内で育てることにしている。

 年長児約50人が山崎さん宅を訪問。カブトムシの入ったケースのふたが開けられると、園児たちは少しでも近くで見ようとケースを囲んで興味深そうに観察したり、つまみ上げたりしていた。

 園児はお礼に「だいじにそだてます」などと書いた大きな手紙を贈り、受け取った山崎さんは「こういうのが一番うれしい。みんなで育ててください」と笑顔で応えた。

 山崎さんは数年前に畑でカブトムシを見つけて以来、繁殖させて地元の子どもたちに贈っている。

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