錦木、3関脇破る快進撃 大相撲名古屋場所5日目

錦木(左)が寄り切りで若元春を破る=ドルフィンズアリーナ

 大相撲名古屋場所5日目(13日・ドルフィンズアリーナ)盛岡市出身で東前頭筆頭の錦木(伊勢ノ海部屋、盛岡・米内中)は西関脇の若元春を寄り切り、無傷の5連勝とした。横綱、大関(不戦勝)、3関脇を破る快進撃で、関脇以上の上位陣との対決を全勝で切り抜けた。

 錦木は低く当たり若元春の突き、押しに構わず、すぐに左前まわしをつかんだ。右おっつけで前進。右で抱える相手を逃さず、一気の出足で寄り切った。

 勝ちっ放しはいずれも平幕で錦木、高安、新入幕の豪ノ山の3人。十両は全勝がいなくなった。

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