神社を全焼させた疑い、大学生の男を再逮捕 京都・福知山の連続放火

京都府警本部

 5月下旬から不審火が相次いだ京都府福知山市で、神社に火を付けて全焼させたとして、京都府警捜査1課と福知山署は14日、非現住建造物等放火の疑いで、同市の大学生の男(19)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、6月15日夜、同市の愛宕神社に放火し、本殿を全焼させた疑い。

 府警は先月23日、同市土師宮町1丁目のグリーンホームセンター福知山店の敷地に侵入し、段ボール箱数個などを燃やしたとして、建造物侵入と建造物等以外放火の容疑で男を逮捕した。府警によると、男は「イライラが収まると思ってやった」と供述していた。

 同市では、5月24日に同市前田の空き家で雨戸が焼損し、6月17日に一宮神社で本殿を囲む塀などが焼損、同21日には民家の壁が焦げるなど、半径約1キロ圏内で計6件の不審火が続いていた。

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