アイデア満載「子ども夜市」 7月15日、佐賀市の白山名店街アーケード

「子ども夜市」を開く佐賀子ども劇場の子どもたち=佐賀市の佐賀新聞社

 佐賀子ども劇場は15日午後6時から、佐賀市の白山名店街アーケードで「子ども夜市」を開く。20年以上前から「さが銀天夜市」の中で子ども夜市を開催しており、園児から中学生までの会員ら54人が、子どもたちのアイデアで工夫を凝らした24店舗を並べる。

 春日北小5年の吉村悠良さん、吉原凛さん、秀嶋亜子さんは、スライムにラメやビーズを入れて楽しめる「スライム屋さん」を出店。日新小4年の池田隼人君は弟2人と、折り紙のカエルを飛ばして飛距離を競う店を出す。兄弟は折り紙が好きで、エゾモモンガやゴジラなどの作品が当たるくじも実施するという。

 佐賀大附属小5年の田端力崇君は弟で兵庫小1年の泰匡君と、打ち落とすカプセルの中に景品のくじなどを入れた射的の店を開く。「子どもの発想でゲームを組み合わせたり別の要素を足したり、大人の出店とは違った楽しみがあると思う」と話していた。子ども夜市は午後8時まで。(花木芙美)

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