伊万里市の伊万里特別支援学校高等部の生徒が13日、イマリンビーチのごみ拾いをした。来年の国民スポーツ大会(国スポ)ビーチバレー競技のリハーサル大会が15、16の両日開かれるのを前に、「会場をきれいにして選手たちを迎えたい」と取り組んだ。
国スポ・全障スポ(全国障害者スポーツ大会)をボランティアで支えようと企画し、高等部2、3年生と教職員ら約50人が参加した。競技場となる砂浜や観覧エリアに落ちている木くずや葉っぱを丁寧に拾い集めた。
陸上800メートル、1500メートルの選手で、全障スポ出場を目指している生徒会長の3年大川内健太さんは「いい環境でプレーしてもらえるように、力を合わせて活動しました」と話した。
ビーチバレーのリハーサル大会は九州各県の代表が出場し、男女各32チームが頂点を競う。大会期間中は遊泳を禁止する。(青木宏文)