韓国の名作映画「7番房の奇跡」出演子役は現在16歳の現役女子高生!文武両道の姿に共演者が感嘆

観た者全員が涙したと言われる映画「7番房の奇跡」に出演していた子役、カル・ソウォン。彼女は現在「美しい少女」へと成長していた。

11日に韓国のトークバラエティー「強心臓リーグ」が放送され、16歳になったカル・ソウォンが出演。彼女は7歳の時に「7番房の奇跡」子役オーディションに参加し、230倍の競争率の中見事役を勝ち取る。「当時の撮影エピソードで、覚えていることがあるか」と聞かれると「映画は冬が背景の作品でしたが、撮影は夏に行われたことだけ覚えています」と伝えた。

同作でカル・ソウォンは、リュ・スンリョン演じる知的年齢が6歳の父ヨングの娘イ・イェスンを演じ、多くの人々に愛された。その結果「大鐘賞最優秀女優賞」と「新人女優賞」に、史上最年少でノミネートされている。

そんな彼女はこの日、金メダルを持参し出演者を驚かせた。「私は今、済州(チェジュ)島にある高校に在学中で、ネットボール部に所属しています。この競技はバスケットボールに似ていて、ゴールを入れて得点を競うのですが、今年4月に島民体育大会に出場し、12対1で優勝しました。12ゴールのうち、7ゴールを私が決めました」と説明。

元スポーツ選手であるMCのカン・ホドンは「演技力があって、運動ができて、勉強でも1位なんですね」と感嘆した。するとカル・ソウォンは「全教科で1位ではなく、科学だけです」と謙遜する。さらに、特技である円周率120桁の暗記と、ルービックキキューブを34秒でそろえて見せるなど、多才な面を惜しみなく披露、共演者を楽しませた。

カル・ソウォンは「7番房の奇跡」とドラマ「ドクターズ~恋する気持ち」でパク・シネの子役を演じたほか、「青い海の伝説」ではチョン・ジヒョンの子役、「花遊記<ファユギ>」ではオ・ヨンソの子役を演じるなど、そうそうたる俳優の子供時代を演じている。

2022年に放送されたドラマ「クリーニングアップ」では、子役ではなく主役のヨム・ジョンアの娘ヨナを演じ、中学生の繊細な思春期の心情を見事に熱演した。

色褪せない作品「7番房の奇跡」((C)NEXT ENTERTAINMENT WORLD Inc. & FINEWORKS Co., Ltd. All Rights Reserved.)

(よろず~ニュース・椎 美雪)

© 株式会社神戸新聞社