〈日本リーグ・富山ドリームス〉ホーム開幕戦へ闘志 氷見で15日、初勝利へ

ホーム開幕戦に向けて調整に励む富山ドリームスの選手=氷見市ふれあいスポーツセンター

  ●昨季2位迎え

 ハンドボール日本リーグ男子・富山ドリームスのホーム開幕戦は15日、氷見市ふれあいスポーツセンターで行われる。昨季リーグ2位の強豪・トヨタ車体ブレイヴキングス(愛知)を迎え撃つ。富山の選手たちは初めてのホーム戦に闘志十分で、富山県民に初勝利を届けようと意気込んでいる。

 14日はベンチ入り選手16人が同センターで軽めの調整に取り組んだ。40分間ほど、攻撃と守備の連係などを確認し、リラックスした表情でメニューをこなした。

 青沼健太主将(富山銀行)は、前節の豊田合成戦で予想以上にリーグで戦える実感を得たとし「当たり負けせず、ぶつかっていく」と力を込めた。氷見市出身の森康陽(能越ケーブルネット)は「氷見の皆さんの注目を感じドキドキしている。若いチームらしくエネルギッシュに戦いたい」と話した。

 吉村晃監督はトヨタ車体について、日本代表経験者が多く、富山ドリームスより体格面でも勝る相手と評した。前節と同様にGKを中心とした守備を勝利の鍵に挙げ「立ち向かう姿勢を見せる」と話した。

 ホーム開幕戦は正午開場、午後2時試合開始となる。当日券は大人2千円、小中高生1500円で、未就学児は無料。会場では、グッズの販売なども行われる。

© 株式会社北國新聞社