岩手県と友好交流協力協定を結んでいる中国・雲南省の中高生は13日、矢巾町南矢幅の不来方高(清川義彦校長、生徒781人)を訪れ外国語学系中国語コースの生徒らと交流した。新型コロナウイルス禍の影響で対面交流は4年ぶり。今年は協定締結から10周年の節目でもあり、若者たちが友好の深化を誓い合った。
雲南省の中高生16人は、地元の自然豊かな土地柄や多民族での暮らしぶりについて動画を交えて紹介し、ひょうたん形の民族楽器フールースの美しい音色も響かせた。
不来方高の生徒は学校行事や部活動について流ちょうな中国語で発表。茶道体験で日本の伝統文化に触れてもらい、音楽部の生徒は盛岡さんさ踊りのかけ声を合唱風にアレンジしたオリジナル曲を披露して歓迎した。