周遊観光の拠点に 豊後高田市に長期滞在型ホテル完成、9月から一般客受け入れ【大分県】

ホテルの前でテープカットをして完成を祝った=豊後高田市高田
ツインの客室

 【豊後高田】豊後高田市高田にホテル「Plainn by negura(プレイン バイ ネグラ)」ができた。9月から一般客を受け入れる。市内のホテルは3軒目。客室不足の改善と、国東半島一帯を巡る外国人など長期滞在客の利用が期待されている。

 豊の里自動車学校(市内新地、榎本善仁代表取締役)が、別府市などで同タイプのホテルを運営する「たびる」(福岡市)のサポートを受けて経営する。

 木造2階。客室はシングル12、ツイン4の計16室。素泊まりのみで、共用のキッチンや洗濯ルームがある。

 同ホテルで6日に記念式典があり、関係者ら約20人が出席。榎本代表取締役が「周遊観光の拠点として地域の魅力を発信する施設にしていきたい」とあいさつ。豊後高田市の佐々木敏夫市長らが「昭和の町にも近く、利便性が高い。地域活性化につながることを期待している」と述べた。

 8月までは自動車学校の合宿者が滞在。一般の利用は9月からで、8月中旬から同ホテルのホームページ(8月開設予定)で予約を受け付ける。

 料金は1泊当たりシングル6千~1万円、ツインは1万5千円を想定している。

 問い合わせは同ホテル(080.1754.0625)。

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