乗れたらラッキー!?京阪電車、仮面ライダー仕様で限定運行

「京阪電気鉄道」(本社:大阪市中央区)が、遊園地「ひらかたパーク」(以下:ひらパー、大阪府枚方市)でおこなわれる『生誕50周年記念 THE仮面ライダー展』の開催を記念し、仮面ライダー仕様の特別列車を期間限定で運行する。

特別列車内の中吊りポスターは、『仮面ライダー1号』と最新世代の『仮面ライダーギーツ』をメインにさまざまなデザインが採用されている

1971年にテレビ放送が開始され、2021年4月で50年を迎えた『仮面ライダー』。二度と人間に戻れない悲しみを背負いながら孤独に戦う等身大のヒーローとして、子どもから大人まで人気を博している。今回ひらパーでおこなわれる展覧会では、初代から最新までのライダーが一堂に会し、これまでの歴史を振りかえる内容となっている。

それに併せて、「京阪電気鉄道」ではさまざまなコラボを実施。『仮面ライダー』を全面的にデザインした特別列車の運行のほか、クイズラリーの展開、さらに『仮面ライダー』仕様の「京阪線フリーチケット」も発売される。

特別列車は、京阪本線を運行する3000系車両の1編成のみ。初代の『仮面ライダー1号』と最新の『仮面ライダーギーツ』のオリジナルヘッドマークを掲出し、さらに車内の吊り広告や額面ポスター、ドアステッカーも仮面ライダー一色に。ブルーとブラックを基調としたもともとの車両デザインが一体となり、迫力ある仮面ライダーの世界観が楽しめる。

また、「京阪本線」の一部駅も『仮面ライダー』仕様に。例えば「三条駅」では駅看板が『仮面ライダー電王』の決め台詞「俺、参上!」に変更されていたり、「淀屋橋駅」では『仮面ライダーゼロワン』とのフォトスポットが設けられている。どの駅でどのライダーに会えるのかは、特別列車内の額面ポスターにて確認することができる。

「枚方公園駅」は京都方面行きホームの待合室では6ライダーに出会える

そして、ひらパー最寄の「枚方公園駅」では、京都方面行きのホームにある待合室に、ほかの駅で出会える全6ライダーが集結。取材当日は、親子が記念撮影を楽しむ様子も見られた。

特別列車の運行期間は7月15日から9月3日。京阪本線を走る特別列車以外の全車両でも、3000系・8000系の全編成と13000系1編成にて、同展を記念した『仮面ライダー1号』がデザインされたヘッドマークをつけて運行される。

取材・文・写真/宮口佑香

© 株式会社京阪神エルマガジン社