【写真複数】鮮やか1万発 沖縄の夜空に絵巻 4年ぶり海洋博花火大会 

 【本部】本部町の海洋博記念公園は15日、公園内のエメラルドビーチで「第45回海洋博公園花火大会」を4年ぶりに開催した。

 今年は演出家・平田大一さんがデザイン、プロデュースしたストーリー花火で、県内最大級となる約1万発が打ち上がった。夏の夜空を鮮やかに彩る大輪の花火ショーに、来場した約2万人が酔いしれた。

 今回は5千人分の有料エリアを初めて設けたほか、来場者の上限を2万人に設定した。

 「琉球幻想絵巻~Dynamic HORIZON~水平線の彼方(かなた)へ」をテーマに、宮沢和史さん、イクマあきらさん、新垣睦美さんが提供した楽曲に乗せて、花火が打ち上がった。
父親と妹と一緒に観覧した児童(11)は「迫力があってきれいだった。緑色の花火が好き」と話した。
同日は公園内で「サマーフェスティバル」と題し、ステージイベント、ビーチアトラクションも催され、来場者らが楽しんでいた。
(池田哲平)

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