東京ヴェルディは16日、ドイツ人FWマリオ・エンゲルス(29)との契約解除を発表した。双方合意の上でとのことだ。
ブンデスリーガのケルンの下部組織で育ったマリオ・エンゲルスは、ファーストチームに昇格はできなかったものの、FSVフランクフルト、シロンスク・ヴロツワフ(ポーランド)、ローダ(オランダ)、ザントハウゼン(ドイツ)でプレー。2020年10月からスパルタ・ロッテルダムでプレーしている。
スパルタ・ロッテルダムでは、2シーズン半在籍し公式戦70試合で6ゴール7アシストを記録。今シーズンはエールディビジで9試合に出場し1ゴール1アシストを記録していた。チームメイトにはU-21日本代表MF斉藤光毅がいた。
東京Vでは明治安田生J2リーグで14試合に出場も、なかなかチームにフィットせずにゴールはなし。半年間での退団となった。
マリオ・エンゲルスはクラブを通じてコメントしている。
「東京ヴェルディが日本でプレーをするチャンスを与えてくれたことに感謝しています。ファン・サポーターのみなさまの応援は最高でした。いつもみなさまの応援には勇気をもらっていました」
「選手としてのキャリアを考えると、プレーをすることが大切だと感じたのでヨーロッパへ戻ることを決めました」
「日本でプレーをすることができてよかったです。短い間でしたがありがとうございました。東京ヴェルディがJ1へ昇格できることを祈ってます」