【仙女】Sareee&安納サオリと悔しいドローで終わった岩田美香が不満「昔はもっと口の悪い、熱いメラメラなSareee選手だった」

センダイガールズプロレスリングは16日、後楽園ホール大会を開催。注目のタッグマッチ”赫覚醒”岩田美香 & 高瀬みゆき vs Sareee & 安納サオリは時間切れ引き分けに終わったが、岩田とSareeeが試合後もやり合うなど遺恨を残した。

この日の第4試合で行われたタッグマッチは岩田と安納は昨年11月にシングルマッチで対決して時間切れ引き分けとなり、お互いに悔しさが残り、意識していると語っていた。

岩田と安納が握手をせずにゴングがなると、力比べかスタートすると先に”赫覚醒”が連携をみせ、安納がしのぎSareeにタッチするとドロップキックを連発、高瀬とやり合った。再び岩田と安納になると岩田が蹴りで攻め、高瀬もラリアットやチョップを見舞うも安納もチョップを返す。

終盤にSareeeがダイビングフットスランプから関節で岩田を締め上げるも決まらず、Sareeeと安納がダブルのジャーマンを見舞えば”赫覚醒”もラリアットと膝蹴りで返す。

そしてSareeeの裏投げが岩田に炸裂するも決まらず、再度試みるも時間切れとなった。

引き分けの結果に納得のいかない岩田はSareeeにつかかっていくもセコンドなどに静止される場面もあった。

▼バックステージコメント

Sareee「ドローっていう一番悔しい結果で終わってしまって、本当最後に出てたの私なので、安納選手に申し訳ないっていう、ドローって一番ホント悔しいんで」

安納「久々でしたもんねタッグ組むの」

安納「いやー久しぶりに組んだからこそ、しっかり2人で結果を出したかったし、次になにか繋がる…でもこのメンバー(岩田と)なんかあるんですか?」

Sareee「いやなんか自分、仙女さんのベルト巻いたこと(2019年)があったんですけど。その初防衛戦で、岩田が(挑戦)言ってきてたんですよ。でも決まってたのに(岩田が)怪我してしまって、それが自然消滅というかなくなってて。私がアメリカから帰ってきて、岩田も復帰してて、でも何も言ってこないし、それでいいのかなっていう感じですね。私から避けてるのかなと思うぐらい」

安納「ビビってんちゃいますか?」

Sareee「ねっ!このタッグすごいファンの方がめちゃくちゃなんか期待してくれたり、楽しみにしてる人が多いんで、今日結果出せてないからね、悔しい」と安納との再度のタッグを約束していた。

▼岩田と高瀬のバックステージコメント

高瀬「ブチギレちょっとはおさまりましたか?大変でしたよ、帰ってくる時も『ふざけんなよー!』ってずっとキレてて、気持ちはわかりますけど。悔しいですね」

岩田「ドローっていう結果が一番気にくわないんですよ。それはもう、でも今の私達の力だから、自分への怒りですねこれは。もちろん相手への怒りもありますけど。怒りっていうよりは、ただ単純に勝ちたいだけの気持ちなんで。(Sareeeが)海外から帰ってきて、クールな感じ決め込んでますけど。昔はなんかもっと口の悪い、熱いメラメラなSareee選手だったじゃないでしょうか。何かね、クールぶってるところも気にいらないですし。

あと安納サオリ、何度やっても嫌な女ですね。いい意味でも悪い意味でも超嫌な女ですね。だからこそ何度やってもその味わいは深くなっているので。そういった意味ではガムみたいな女だと思ってるんでホントもっとやりたいし、高瀬と”赫覚醒”ここがもっともっと仙女のタッグ、他団体のタッグをかき回していける存在だと思ってるんで。私達は下を見ずに、今日の結果も自分たちの反省点として活かして、もっともっと強くなって、”赫覚醒”世界に轟かせていきたいと思いますので、これからも頑張りましょう」

高瀬はここで岩田の胸にチョップで気合いを入れて「頑張ろー!」と2人で気合いを入れて控室に戻っていった。

果たして、この戦いの続きはあるのか?今後の動向から目が離せない。

センダイガールズプロレスリング 仙台大会
日時:2023年7月16日(日)11:30開始
会場:東京 後楽園ホール

◆試合結果◆
第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
◯岡優里佳 vs 鈴木ユラ×
(4:26 旋回式ボディプレス→片エビ固め)

第2試合 シングルマッチ 15分1本勝負
×旧姓・広田さくら vs アイガー◯
(9:18 横入り式エビ固め)

第3試合 6人タッグマッチ 15分1本勝負
◯水波綾 & 優宇 & 愛海 vs ニナ・サミュエルズ & レナ・クロス & AKARI ×
(13:02 ホットリミット→片エビ固め)

第4試合 タッグマッチ 15分1本勝負
△<赫覚醒>岩田美香 & 高瀬みゆき vs Sareee & 安納サオリ△
(15:00 時間切れ引き分け)

第5試合 シングルマッチ 20分1本勝負
◯橋本千紘 vs なつぽい×
(11:37 オブライト)

セミファイナル <DASH・チサコ復帰戦> 20分1本勝負
×DASH・チサコ vs 松本浩代◯
(14:25 ロックドロップ→片エビ固め)

メインイベント センダイガールズワールド選手権試合 30分1本勝負
×(王者)朱崇花 vs ミリー・マッケンジー(挑戦者)◯
(12:47 みちのくドライバーを切り返してのエビ固め)
※第11代王者、3度目の防衛に失敗。ミリー・マッケンジーが第12代王者となる。

レフェリー:吉野恵悟、パンチ田原
リングアナ:ムーチャス入江

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