なでしこジャパンのMF藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)を、国際サッカー連盟(FIFA)がピックアップした。
2022年8月にコスタリカで開催されたU-20女子ワールドカップ(W杯)では10番を背負い、準優勝に貢献した藤野。2カ月後にはなでしこジャパンデビューも果たし、間もなく開幕するオーストラリア&ニュージーランド女子W杯のメンバーにも選出された。
14日に行われたMS&ADカップ2023パナマ女子代表戦では、キャップ10試合目にしてついに代表初ゴールをマーク。本大会へ弾みを付けた。
W杯での活躍も期待される藤野をFIFAも特集。「なでしこジャパンの超新星」として紹介している。
2021年10月にプロデビューし、昨季のWEリーグでは11得点を記録。わずか1年足らずでなでしこジャパン、さらにはW杯メンバーにも選出されるなど、順調なキャリアを歩んでいる。
独特のリズムから繰り出されるドリブルと積極的にゴールを狙う姿勢を19歳の魅力に挙げ、南萌華(ローマ)の評や日本代表MF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)からのエールも紹介された。
長期に渡る大会の中では、インパクトを残す選手の登場が必須。藤野は本大会でもチームに勢いをもたらすことができるだろうか。