国安処、香港衆志の元幹部らを連行

香港警察の国家安全処は7月13日、国家の安全を脅かす行為を続ける海外逃亡犯に協力した疑いで男性2人、女性1人を連行した。14日付香港各紙によると、国家安全処は5日に香港衆志の元中核メンバー5人をネットショッピング・プラットホーム「懲罰Mee」運営の容疑で逮捕した。同プラットホーム運営で稼いだ資金で英国に逃亡して指名手配されている香港衆志の羅冠聡・元主席を支援していた。国家安全処は13日に再び行動を起こし、男性2人、女性1人を連行。その中には香港衆志の林淳軒・元常務委員が含まれていた。また警察が指名手配した8人の中には袁弓夷氏が含まれていたことから、立法会議員の容海恩氏とその夫で政治評論家の袁彌昌氏(人民力量の袁彌明・元主席の兄)の動向が注目されている。容氏はメディアに対し、袁彌昌氏は13日に香港に戻ったが警察にはまだ出頭を求められていないことを明らかにした。

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