国安処、羅冠聡氏の両親と兄を連行

香港警察国家安全処は各100万ドルの懸賞金をかけて香港版国家安全法に違反した容疑者8人を指名手配し、その中には英国に逃亡した香港衆志の羅冠聡・初代主席が含まれていた。7月12日付香港各紙によると、国家安全処職員は11日午前6時に東涌の住宅2軒を家宅捜索し、羅氏の残した物的証拠があるかどうかを探した。そこに住む羅氏の両親と兄を連行し、羅氏に経済支援を提供しているか、羅氏の香港代理人であるどうかを取り調べた。3人は取り調べの後、警察署を離れた。李家超・行政長官は11日の行政会議前の記者会見で、警察が8人を指名手配した後、一部資料を受け取ったことを明らかにした。市民に対して8人を「道を横切るネズミであり、避けた方がいい」とみなすべきと述べ、警察への情報提供を呼びかけた。

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