連休中の富士山 救助要請相次ぐ 警察で慎重な登山を呼びかけ 17日

山開き後間もない富士山ですが17日 朝、5歳の男児が体調悪化で救助されたほか、男性が転倒して救急搬送されるなど救助要請が相次ぎ警察では、慎重な登山を呼びかけています。

警察によりますと富士山では、17日、午前7時半ごろ、富士宮口新7合目付近で家族と登山中だった5歳の男の子が胸の痛みなどを訴え、家族が救助を求め、その後、下山し命に別条はないということです。また、午前10時半過ぎには同じく富士宮口新7合目付近で家族と登山中だった60代とみられる男性が転倒し、通報を受けた警察の山岳遭難救助隊により救助されましたが、搬送時、意識がない状態だったということです。静岡県側での山開き後 間もない富士山ですが、15日 土曜日からの3連休、17日 午前中までに御殿場、富士宮の両警察署が発表した山岳遭難は少なくともあわせて8件、外国籍を含む9人にのぼっています。警察では、富士登山にあたり登山計画書の提出や体調管理など注意を呼びかけています。

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