「本当にコビトがいるんじゃないかと思う世界観」3連休にぎわう「こびとづかんの世界展」 筆の里工房(広島・熊野町)

3連休の最終日・17日、広島・熊野町では人気の絵本シリーズをテーマにした企画展でにぎわいました。

「カクレモモジリ」に「ホトケアカバネ」…。インパクトのあるビジュアルの「コビト」が迎えてくれるのは「こびとづかんの世界展」です。

熊野町の「筆の里工房」には、作家・なばたとしたか さんの筆を使った絵本の原画やイラスト、フィギュアなど321点が並んでいます。

会場には「ひろしまにいてほしいコビト」のイラストが募られ、思い思いに描かれたイラストが飾られています。17日は、海の日限定の大書のイベントも開かれ、親子連れでにぎわいました。

訪れた人たち
「コビトがいろんなところに隠れているから好き」

― 好きなコビトいる?
「いる。リトルハナガシラ。あの頭についているお花が好き」

「個性的なコビトが多いから、おもしろいですよね」

筆の里工房 学芸員 黒松愛華 さん
「大人から子どもまで楽しめて、本当にコビトがいるんじゃないかと思ってしまう、作り込まれた世界観をぜひ楽しんでもらえたらと思います」

展覧会は9月3日までで、7月22日(土)にはなばたとしたかさんのトークショーとサイン会が開かれます。

© 株式会社中国放送