チェルシーで戦力外のオーバメヤン、マルセイユと3年契約か

[写真:Getty Images]

元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(34)がマルセイユ移籍の動きがあるようだ。

バルセロナでの半年を経て、昨季からチェルシー入りしたオーバメヤンだが、ドルトムント時代以来の再会だったトーマス・トゥヘル監督と早々の別れを強いられる想定外の事態に。以降、チームでの出番が失われ、チャンピオンズリーグ(CL)では決勝トーナメントから登録メンバーから外れる不遇も味わった。

チェルシーとは2年契約の1年目が終わったばかりだが、構想外といわれ、サウジアラビアの数クラブが獲得に名乗り。そのなかで、最近ではマルセイユの獲得検討話が浮かぶが、欧州の移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、2026年までの3年契約で個人合意しているという。

となれば、あとはクラブ間の交渉次第だが、オーバメヤンがこの移籍に前向きとあって、マルセイユは楽観的であり、成立に自信も抱いているとも。ロマーノ氏の見立てでも、複雑な交渉にならない感じがあるとのことで、サンテチェンヌ時代以来となる10年ぶりのフランス復帰が差し迫っているようだ。

© 株式会社シーソーゲーム