錦木、新三役が確定的に 大相撲名古屋場所、岩手県出身23年ぶり

御嶽海を攻める錦木(右)。寄り切りで破り、自己最速の8勝1敗で勝ち越しを決めた=17日、名古屋市・ドルフィンズアリーナ

 【名古屋市で東京支社・下石畑智士】大相撲名古屋場所9日目は17日、名古屋市のドルフィンズアリ―ナで行われ、盛岡市出身で東前頭筆頭の錦木(32)=伊勢ノ海部屋、盛岡・米内中=は西前頭2枚目の御嶽海を寄り切りで下し、自己最速で勝ち越しを決めた。2000年九州場所で小結に昇進した栃乃花(久慈市山形町出身、現二十山(はたちやま)親方)以来、本県出身力士23年ぶりの新三役が確定的となった。

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