髙山峻野 初のアジア王者に 陸上アジア選手権 男子110mハードル

タイのバンコクで開催された陸上のアジア選手権。広島市出身の 髙山峻野 が男子110mハードルで初優勝し、来月、出場する世界陸上に向けて弾みをつけました。

アジアナンバーワンを決める陸上アジア選手権。男子110mハードルの決勝に出場した広島市出身の 髙山峻野 は、この競技、日本勢7大会ぶりの優勝を狙います。

スタートから勢いよく飛び出した髙山は、「最後にスピードが落ちてヒヤヒヤした」と振り返るレース展開になりながらも逃げ切り、トップでゴール。記録はシーズンベストまで0.04秒に迫る13秒29。海外レースでの自己ベストとなり、アジア王者として、来月の世界陸上ブダペスト大会でこの種目、日本人初の決勝進出を狙います。

髙山峻野 選手
「調子があまり予選からよくなくてタイムは期待出来ないかと思っていたけど、前半からしっかり攻めて、思い切っていくことで13秒2台が出たのでよかった。あまりよくない状態の中で海外ベストが出せると思っていなかったので、そういった意味では力がついてきていると思うし、しっかり世界陸上でピークを合わせることができれば準決勝でいい位置で戦えるんじゃないかと思う」

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