ユナイテッド行き交渉が進行中のホイルンド、アタランタ指揮官としては売却もアリ? 「期限を設けない方がよい」

[写真:Getty Images]

アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督がデンマーク代表FWラスムス・ホイルンド(20)の去就話に言及した。イギリス『90min』が伝えている。

マンチェスター・ユナイテッドへの移籍交渉が続いているとされるホイルンド。昨年8月にアタランタへ加入したばかりのストライカーは昨シーズンの公式戦34試合で10ゴールを記録した一方、今年3月の代表戦において2試合で5ゴールを叩き出し、大きな注目を浴びるようになった。

現段階でユナイテッドの提示は6000万ユーロ(約93億3000万円)を超えていないとされ、アタランタの評価額は最大8000万ユーロ(約124億4000万円)。新たな9番を探すユナイテッドがホイルンドの獲得に接近しているとは言い難い状況だ。

それでも、アタランタを率いるガスペリーニ監督はクラブに多額の資金がもたらされるのであれば、売却もアリだと考えている模様。イタリア『Rai News 24』のインタビューで「交渉期限を設けない方がよい」との意見を述べた。

「たとえば8月15日を期限にするとしよう。だが、その時点で交渉がまとまらなくても、移籍市場は終わらない。断るにはもったいないオファーが届く可能性もあるわけだ。監督としては遅くとも7月31日までにはチームが固まっていてほしいが、現実的にそれが叶う可能性はない。あらゆることが起こりうる」

20歳と若く、特大のポテンシャルを垣間見せる一方、まだまだ実績には乏しいホイルンド。ユナイテッドが獲得に漕ぎ着けるには、推定4500万ユーロ(約69億9000万円)の市場価値を大幅に上回るオファーを出すしかなさそうだ。

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