「ちいかわ号」や「ハチワレ号」に乗れる! 阪急電鉄と人気漫画がコラボ、8月4日から各線で運行

阪急電鉄が宝塚線で運行する装飾列車「ちいかわ号」のイメージ(©nagano/chiikawa committee ©Hankyu Corp.)

 阪急電鉄は8月4日から、人気キャラクター「ちいかわ」とコラボレーションした装飾列車を、神戸、宝塚、京都の各線で運行する。先頭と最後尾の車両に、ちいかわと仲間のキャラクターたちが沿線のお出かけスポットを訪れる様子をあしらう。特製のヘッドマークも付けて、乗務員室には縫いぐるみを同乗させる。来年3月28日まで。

 ちいかわは、イラストレーターのナガノさんが描くツイッター発の漫画で、「なんか小さくてかわいいやつ」の通称だ。関西テレビ系の朝の情報番組「めざましテレビ」でも放送され、若者を中心に人気が高い。

 装飾列車は各線1編成ずつ運行。宝塚線は「ちいかわ号」、神戸線は友達の「ハチワレ号」、京都線は「うさぎ号」がそれぞれ走る。2~7両目のドア横にはマルーン色の制服を着たキャラクターや電車をあしらったステッカーを貼る。

 車内でも、神戸線でちいかわや仲間が電車に乗る図柄のステッカーを荷物棚の上に貼るなどし、沿線の人気スポットを楽しむキャラクターの中づりポスターなどを各線に掲示。作品の世界観に浸ることができる。

 また、今回のコラボ限定キャラクター「マルーンの鎧さん」がステッカーやポスターなどに登場する。

 8月17日~11月13日には、全線乗り放題の1日乗車券(大人1300円、子ども650円)を販売し、スマートフォンでQRコードを読み取るデジタルスタンプラリーを開催。スタンプはフォトスポットや記念スタンプを設置する駅や施設などで集められ、取得数に応じて景品がもらえる。

 阪急の担当者は「電車に乗ることで小さな喜びを感じ、温かな気持ちになってもらえたら」と話している。(大島光貴)

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