【フィリピン】〔セブ通信〕メガワールド、大型展示場を建設[建設]

フィリピンの不動産開発大手メガワールドは18日、中部セブ州ラプラプ市で進めている複合開発事業「マクタン・ニュータウン」内に大型の展示場を建設すると発表した。投資額は15億ペソ(約38億円)。年内に着工し、2025年までの完成を予定している。MICE(会議、視察、国際会議、展示会・見本市)の誘致を目指す。

2階建ての展示場「マクタン・エキスポ・センター」を建設する。総面積は約1ヘクタールで、2,500人収容のコンベンションホールや中小規模の会議場、1,600人収容の宴会場などを備える。昨年に開業したホテル「ベルモント・ホテル・マクタン」に近接する立地となる。

外観のデザインにはセブの文化や芸術、自然などの要素を取り入れる。ケビン・タン最高戦略責任者(CSO)は「セブ州の新たなランドマークとして、地域経済の活性化につなげる」と述べた。

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