入善町ジャンボ西瓜(すいか)生産組合は、JAみな穂を通じた個人向け直売を強化するため、新たなPRチラシを作った。高見薫組合長が18日、畑で披露した。今夏の出荷時に同封するほか、県内外の関係施設やイベント時に配布、活用する。
スイカを割った際の鮮やかな赤色を前面に打ち出し、「日本一の西瓜をご堪能あれ。」のフレーズを入れた。裏面はジャンボ西瓜の特徴を分かりやすく紹介、QRコードからは同JAの注文サイトに接続できる。
高見組合長が自身の畑でチラシを披露、長さ41センチ、幅31センチ、重さ18キロのジャンボ西瓜を試し割った。糖度は13.1度で十分な高さだった。高見組合長は「ただ売れればいいのではなく、相応の収入を確保し、生産の喜びにつながらないと生産者が減るばかりだ」と直販強化の狙いを語った。
22日に本格出荷が始まり、8月中旬までに8千個の出荷を見込む。高見組合長は「雨の影響を心配したが、上々の出来だ。スイカ本来の風味を堪能してほしい」と話した。